江景・古い街並み その1

韓国でチョッカル(塩辛)の最大生産地として知られる江景(カンギョン)。忠清南道(チュンチョンナムド)論山(ノンサン)市にある小さな町ですが、朝鮮王朝時代には錦江(クムガン)の河港都市として栄え、平壌や大邱と並ぶ朝鮮三大市場と呼ばれていました。日本統治時代には近代建築が多く建ち並び、多くの日本人が住んでいたといいます。こちらが詳しいのでご参考まで。

今回は江景で毎年10月中旬に開かれる「江景発酵チョッカル祭り」のためにやってきましたが、自由時間が1時間できたのでさーっと一回りしました。

 

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江景駅からですと駅前の道をまっすぐ進み、車が多く通るメインストリートに出たら右方向へ。道なりにしばらく歩き警察署(水色のいかめしい建物)を過ぎた一つ目の角を曲がる感じで。目安の場所は玉女峰路(オンニョボンノ)と玉女峰路36番キルが交差するところです。建物も低いですしこぢんまりとした町なので、なんとなく歩いていたらそれっぽい通りに出ます。道に迷うのも旅。自分もまたまた大いに迷いましたけど、それもまた楽し(基本方向音痴なのです)。

 

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おやおや、1920年代に建てられた二階建ての韓屋旧南一堂韓薬房前の舗装工事が終わって、すっかりきれいになりましたね。

 

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人影がなく、不気味なほど静かです。みんなお祭りに行ったのかな。

 

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丸い飾り窓のある建物が。そのお隣の家の1階部分の円柱は4本とも細かなタイル張りです。なんだか東京の東向島あたりに残るカフェー建築(赤線エリアにあった独特な建築で、和洋折衷、曲線使いの多様、タイル張りなどが特徴)を思い出しました。

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いい並び具合です。

 

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しかし、その色艶を感じさせるモダンな建物の前にはこんなトタンの家。なんだか東京日本橋の下町を歩いてるような錯覚を。

 

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そのお隣にはいい感じの平屋。

 

 

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そのまたお隣は2軒つながった長屋。「そこはもう誰もすんでないよ。」とエゴマのゴミとりを扇風機で豪快に進めているおばちゃんが教えてくれました。

「ここ昔日本人が住んでいたって聞いたよ、ものすごく古いでしょ。雨漏りがひどいからこの前思い切って屋根を新しくしたよ。住むのにはいいよ、しっかりしてるから。」

 

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おとなりさんです。屋根とひさしの具合がいいですね。

 

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ひさしを支える部分にはこんなにかわいいものがくっついていましたよ。旧南一堂韓薬房の建物にも同じものが確かあったかと。

 

 

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こちらは、先ほど申し上げた玉女峰路(オンニョボンノ)と玉女峰路36番キルの十字路。ウェブサイトや雑誌の江景紹介に必ず出てくるところです。自転車に乗った人が通り過ぎればさらにイイ感じの写真が撮れます(笑)

自転車に乗っている人をここでは結構見かけます。

右の平屋は間口が大変広め。真ん中の建物は平屋に近代的な建物。

 

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江景ハワイ

 

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錦江の川べりには背の高いマンションが建っています。町の中を流れる川の復元工事も進められています。

江景はどこにいても(不快とも言える)チョッカルの匂いが漂ってきます。ナンプラーの匂いといえばおわかりでしょうか。

父に連れられてよく訪れたヨコハマ本牧ふ頭。魚釣りのえさに使うオキアミの匂い、陸に上がった半乾きのヒトデの匂い(?)と同じだなあ。江景の匂いは幼いときの記憶を引き出すトリガーでもありました。

 

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