浦項・虎尾串灯台

このブログによく登場するチェ・イェソンさんの本「青春男女、100年前の世界を歩く」。虎尾串(ホミゴッ)灯台は、この本を読んでここは必ず行かないと!と思っていたところの一つでした。すっとした白亜の端正な灯台の姿にひとめぼれしてしまったのです。

 

20141107_111823

 

灯台は、韓国の陸地の最東端、慶尚北道(キョンサンプット)浦項(ポハン)市内の虎尾串にあります。虎尾串は韓半島を虎と見立てたときに尻尾の部分にあたるので、そのように呼ばれています。昔は冬外串(トンウェゴッ)とも長髭串(チャンギゴッ)とも言われていました。
韓国では日の出の名所として知られており、1月1日には日の出祭りが行われ、初日の出を見ようと訪れた人たちで大変にぎわうそうです。

 

 

PB010723

 

この間訪れたときは風の強い、夕暮れ時でした。灯台のライトが海を照らし始める頃(つまり灯台として現役)、バスに乗り遅れたら大変だからと後ろ髪引かれる思いで虎尾串をあとにしたのですが、今回は浦項市主催のFAMツアー(招待視察ツアー)で訪れ、特別に中に入ることまでできました。

 

PB010738

 

虎尾串灯台は、1908年12月20日に灯りがつきました。高さ26.4m、円に限りなく近い八角形をしていて、実はレンガを積んで作られた灯台です。レンガをどう積んだらこんな美しいフォルムの灯台ができるのでしょう。6階建てで階毎に踊り場があり、鉄製の細い階段を登るようになっています。設計はフランス人ともイギリス人とも。施工は日本人とも言われますが、レンガを積んだのは中国人であるかもしれないとこと。とにかく謎だらけの灯台ではあります。

 

 

PB010737

 

 

 

20141101_164301

 

 

とにかく入口が美しい。柔らかくて全体的に優美な、女性的なイメージの装飾が目につきます。三角の部分の端にはお花といいますか波といいますか、何かがついていますね。窓の位置が階ごとに互い違いになっています。横から見るとわかります。

さあ、いよいよ中に入ります。

 

 

20141101_164241

 

 

20141101_163946

 

 

 

20141101_164227

 

この丸み、うっとり

 

20141101_164005

 

 

すももの花。これは大韓帝国の李王家の紋章です。大韓帝国好きとしてはこのようなところですももの花に会えるとはうれしい限り。
階ごとの踊り場の天井にすももの紋章が入っているそうです。日本統治時代にはこの部分に菊花紋章(天皇家)が入っていたそうです。再びすももの紋章をつけて現在に至るとのことでした。そういうエピソードを聞くと、胸がチリリとしますね。

 

 

20141101_164203

階段は資料によると108段あるそうです。登る時間はありませんでした。残念!一番上のライトの部屋に行って、海を見下ろしてみたかったな・・・

うはあーとかうおーとか言いながら、周囲にいらしたツアー参加の方々のことすっかり忘れてひたすら上を見上げて写真を撮ってしまいました。すみませんでした。しかし許されるなら、ずっとずっと眺めていたかった。

 

 




 

 

Share

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です