番外編・青島(チンタオ) その1

9月12日から15日まで青島に滞在しました。8日に仁川から船に乗って親戚の住む山東省煙台(イェンタイ)へ。煙台に2日ほど滞在し、3日後の朝煙台バスターミナルから高速バスで3時間半。飲み物やお菓子の配布があり、お姉さんがミネラルウォーターはいかがですか?とたえず行った来たりする、きれいな高速バスでの快適な移動でした。大人は一人80元(約960円)ととても安かったですが、ネットで調べたときは60元だったのだけど(笑)

 

青島と言えば青島ビールが有名ですが、緑が多く、赤レンガの建物と海、そして山のある美しい都市としても知られています。1898年、清朝政府がドイツと条約を結び、青島がドイツの植民地(租借地)になりドイツ風の建築がたくさん建てられました。 青島ビールもドイツの技術が入って始まったものです。1938年、日中戦争が始まると青島は日本軍に占領され、通りは日本風に変えられ、日本人が多く住んでいました。現在青島はドイツ風の景観作りに力を入れた観光地となっています。
緑の合間に赤レンガの屋根、黄色い壁の建物が並ぶ風景は大変美しく、空と海は限りなく青くていつまでも眺めていたいほど。ドイツには行ったことはないけれど、私にはこのヨーロッパ風が魅力的に映ります。チャイナテイスト、そして日本統治テイストがミックスされた中国の中にあるヨーロッパだから。

 

 

夫は妻の、子供は母の趣味に付き合ってくれました。サンキューみんな。といってもそれがメインの旅行ではないので、写真をじっくり撮る時間は限られてはいます。それに青島の近代建築についてリサーチする時間もほとんどありませんでした。 帰国してから様々なブログを拝見し、青島のステキさにまた行けたらという思いが膨らみました。

相子老婆的山南海北的話(なんと80歳を越えるチーパオ好きの素敵な女性のブログ)
青島満帆(かつて日本人が住んでいた家を精力的に訪ねる方のブログ。すでにお亡くなりになりましたが、貴重な資料ですねこのブログ)

むかーし見た中国映画「恋の風景」(2003)に出てくるプラタナスの街路樹が続く坂道、レトロなカフェでのシーンなんかもその時に思い出す始末。 ちゃんと調べてたら、そのカフェにも行ったのになあ!
旧市街にはドイツ風、日本風近代建築が多いらしい、というだけでタクシーに乗って、ほら、ドイツ風の建物が多い通りですよ!と運転手に一生懸命地図見せて説明
。急ぎ足で撮ってきたものを、ランダムに並べてみたいと思います。

『青島徳国風情街』(グーグル経由でマップを入れてみました、改善の余地は大いにありますが)


より大きな地図で 青島徳国風情街 を表示

 

館陶路を北へ行き,広東路と交わるあたりまでが「青島德国風情街」とよばれるエリアです。日本統治 時代(1914年~)には葉桜町と呼ばれ、旧横浜正金銀行、旧三井物産、旧三菱銀行、当時アジア最大と言われた証券取引所、日本人建築家の設計による重厚な建物が並んでいます。証券取引所の中央にある大きな星は後からつけられたのかどうかはわかりません。


 



 
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こちらは旧朝鮮銀行青島支店(1930年)。ちなみに同銀行の全羅北道(チョルラプット)にある群山支店は、現在リモデリング中ですね。


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