公州・旧公州邑事務所

公州(コンジュ)の近代建築を代表する旧公州邑事務所は、1920年忠南金融組合連合会(1907年発足)の会館として建てられました。その後1930~1985年まで公州邑事務所として、その後公州市庁舎として1986年~1989年まで使用されました。

 

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2009年に登録文化財第443号に指定。赤レンガの2階建てで中央の入口、四本の柱とその間に2・5・2の窓があり、正面が大変凝っています。2010年には公州旧市街地の活性化のための事業としてデザインカフェという文化空間と生まれ変わり、その後2014年7月に公州映像歴史館として再オープンしました。

 

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1928年の地図。金融連合組合のすぐ下に警察署があります。こちらは1927年から2002年までその位置に警察署があったそうです。現在は公州文化院があります。

 

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写真はこちらからキャプチャーしたものです。組合会館と書いてあるので1920~1930年代のはがきでしょう。この建物の特徴はシンプルながらも凝った正面、そしてエンタブラチュア(柱頭の上部へ水平に構築される部分。モールディングや帯状装飾で飾られる)と呼ばれるところ。上の写真ではくっきりと見えますが、現在は改修を重ねてなくなったのかな?

 

 

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建物の周りはきれいに整備されていて、この建物がぽつんとある感じです。前の様子がどんなだったのか気になります。リズミカルに並んだ大小の縦長の窓、丸窓がよいですね。

 

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時間があまりなかったので、簡単にぐるっと回って出てきました。昔の公州の風景写真、学生たちの写真の展示を見ました。2階はエネルギー節約のためエアコンが止まっていました。大変蒸し蒸ししていましたよ。

 

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建物の向かい側には木の電柱が立っています。韓国で木の電柱ってなかなか見ないものです。この旧公州邑事務所の建物付近には見ごたえのある日本家屋が結構あったみたいですが、なくなってしまったようですね。

建物の周りはだいぶ整備されて「時間が止まった音楽公園」というスペースになりました。きれいな敷地の中に建つ建物はどこか寂しい印象を個人的には受けました。ともあれ、公州の近代を象徴するモニュメントとして静かに佇んでいます。

 

 

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近くには劇場だったと思われる古い建物がありました。いつの時代のものかはわかりませんが、かつてこのあたりが繁華街だったということを知らせてくれます。

 

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