蘇来塩田

地下鉄1号線白雲(ペックン)駅から20番バスに乗って30分ほど、向かったのは仁川市内にある日本統治時代に塩田だった場所。ちなみに今は新しく水仁線が開通して蘇来港口(ソレポグ)なる駅ができたので、そこから行ったほうが断然近いです。行って初めて知りました(汗)。

蘇来(ソレ)塩田は1920年代日本人の技術によってできた塩田で、1970年代までは全国最大の天然塩の生産地でした。塩田は、2009年に塩田の歴史と湿地および棲息動植物保護のために「蘇来湿地生態公園(韓国語)」になって市民に開放されています。公園内には湿地の歴史を知る展示館もあり、塩田で塩作り体験もできるそうです。韓国で塩田から天然塩を作る技術は、1907年仁川の朱安(ジュアン)という場所に試験場が作られたところから始まったといいます。

 

 

「ケッポル」と呼ばれるぬかるみで泥だらけになって遊ぶ子どもの姿がほほえましいですが、公園内にぽつりぽつりと残る日本統治時代に建てられた木造小屋が湿地風景をさらに魅力的なものにしています。

 

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仁川は1980年代まで天然塩の生産地として有名だったそうです。1937年に開通した水原~仁川間を走る(旧)水仁線は塩の運搬を目的として作られたため、「塩列車」とも呼ばれたそうです。旧水仁線の名残を求めて歩き回る人も結構多く、蘇来港口にある古い橋はおすすめしたい見どころの1つでもあります。下の写真は公園入口の手前にある「蘇鹽橋(ソヨムギョ)」です。ちなみに右は1993年ごろの写真だそうで、蘇来塩田から蘇来駅へと続く線路ですが幅が狭いですね。 ちなみに塩田付近に(旧)水仁線の線路が残っているところが数ヶ所あり、しかもちょっと古めな住宅横を通っていてイイ感じらしいです。がんばって探してみましたが、分かりませんでした。

 

 

 

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塩作り体験用に保存された塩田、1980年代の施設です。

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湿地ということで、この先開発地域には指定されないのでしょうかね。周りにはアパートがモリモリ建っています。

 

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塩田は韓国各地にあり、少量ではありますが生産もしています。全羅北道の扶安(プアン)というところも、日本統治時代に作られた木造の倉庫があります。天然塩で作るチョッカル(塩辛)は本当においしいです。仁川でも塩を利用したおいしいチョッカルがあったのでしょうかね。塩は日本向けに輸出されていたのですかね…。

 

 

 

 

 


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