蘇来~月串・新旧水仁線

蘇来塩田付近の水仁線跡を探すのが徒労に終わり、次に向かったのは蘇来浦口(ソレポグ)という名の小さな漁港。おいしい刺身や魚介類を庶民価格で食べられるということで、週末にはたくさんの人で賑わうそうです。この市場の近くに蘇莱浦口(仁川側)と月串洞(ウォルゴッドン、水原側、京畿道始興市)を結んでいた旧水仁線の鉄橋があり、そこは整備されて行き来ができるようになっています。

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私が行ったときは引き潮でケッポル状態になっていて風景がとってもイイ感じになっていました。今にも泣き出しそうな雨空の下、ケッポルにのりあがった船と市場の原色、林立する灰色の高層アパート、建設中のアパート、古い鉄橋と平行して走っている2012年6月に開通した新水仁線のコンクリート橋。ソウル郊外にこういうところがある、というのが驚きです。

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橋を渡って月串側から蘇来港口を眺め、もと来た道を戻りました。鉄橋の一部はアーケードがあって入口には蘇来港口や水仁線の歴史について簡単に説明した表示があります。 その看板をくぐって中に入ると、マッコリを飲ませてくれる屋台がちょこちょこと並び、野菜やおやつを売るおばちゃんやおばあちゃんが座っているのが見えます。

 

 

ここでマッコリを…と思ったのですが、アラフォーひとり、人が行き来する中さっと椅子に座ってマッコリのオーダーする勇気がでません。マッコリのつまみが、やや干からびた野菜や豚の臓物系(好きだけど干からびたのはイヤです)というのも気になりました。写真だけでもとカメラを、とあるマッコリ屋に向けると、屋台の主は「ヤーーー、ウェッチゴ!(何撮ってんの!!)」と猛烈な勢いで怒りました。その後なんやらかんやらわめき散らしていました。まあ、きっと私と同じようなのが無遠慮にカメラを向けることが多いのでしょう、その場所は。ここまでカメラ向けて怒られたのは韓国に来て初めてのことでした(その後犬肉屋さんで猛烈に怒られるが)。

 

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す、すいませんーと逃げるように今度は蘇来港口の市場の方へ。 蘇来港口の入口から魚市場へと続く狭い小道にはたくさんの店が軒を連ねています。魚市場はたくさんの人でにぎわっていました。

 

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てっぷりとしたおばちゃんたち(洋服は赤か紫か花柄)がビニールの長いエプロンをかけて、長靴はいた姿でてきぱきと魚をさばいていく姿が私は大好きです。

 

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外ではトッチャリ(ゴザ)や新聞紙をしいて買ったばかりのさしみを食べながらお酒を楽しむ人がいっぱい。これもやりたかったけど、一人でここじゃねえ、焼酎も飲めないし。雨足も強くなってきたので、雨宿りもかねて小道沿いの定食屋でサワラ焼きを注文。そのサワラがふっくらとしていて身離れもよく、うまいを連発してしまいました。
同僚の仁川っ子は、「蘇来港口はガラの悪い酔っ払いが多いから、仁川っ子はあまり行かない」とはいってましたが、どうなんでしょう?仁川っ子になりたいですね、私はちなみにハマっ子です。

 

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雨が激しくなってきたので、なつめだのなんだのが入っているおいしそうなマッコリ(1杯1,000ウォン)を飲みながら30分ほどやり過ごしました。私の座っている横で黒いビニールの屋根が雨水の重さで穴があき、ものすごい量の水が落ちてきました。店の主人は笑いながら落ち続ける穴の下にたらいを置きました。幸い私には水はかかりませんでしたが、やはり大韓はこうでないとな、とうれしくなりました。 帰りは新水仁線に乗ってのらりくらりと帰るつもりが、(毎度のことで乗る方向を間違え図らずも)コンクリート橋を渡って月串駅にいってしまい、次の次の駅で反対方向に乗ったという事実に気がつきました。電車もあまり来ないのでそのまま烏耳島(オイド)から地下鉄4号線でかなり遠回りして帰りました。それは一つの旅でした。

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