群山・大野酒造場

潭陽(タミャン)瀟灑園(ソセウォン)を守る14代目のヤンさんの家に泊めていただき、翌日は光州のどこか生態公園を見て全羅北道(チョルラプット)群山に向かう途中のことでした。群山と益山(イクサン)の間にある大野面(テヤミョン、群山市です)。屋根の形からこれは何かいい感じの建物があるに違いない、と迷わず車を止めました。なんだかものすごい建物がある気がする!

錆び付いた赤い鉄の扉の向こうで何か作業をしている音が聞こえました。誰かいる。ちょっとお願いして見せてもらおうと扉を開けると、畑から出たごみを掃除している男性がいました。敷地は思ったより広く畑はきれいに手入れしてありました。彼は雇われて掃除をしていること、奥にある建物は、日本統治時代酒をつくっていたところで、よく研究者みたいな人が見に来て調査をしていると話しました。好きなだけ見ていってもいいと見学を快諾してくれました。

 


 

 

江華島の朝陽紡績の事務棟になんとなく雰囲気が似ています。朝陽紡績はインスタ映えするカフェとして多くの人が訪れる人気スポットになりましたね。こちらの建物は、今回記事を作成するにあたりようやく調べたのですが、1937年築の大野合同酒造場というそうです。

 

 


 

 


 

鉄筋コンクリート2階建てで、1階は酒造工場、2階は工場および倉庫、事務室がありました。米の加工品としての酒造場があちこちにあったそうで、たとえば開井(ケジョン)酒造の建物はリノベーションされてカフェになっています。

 

 


 


 

いつまで稼動していたのかわかりませんが、建物は本当にしっかりとしています。

 

 


 


 

 


 

大阪吉光製と刻まれた金庫のダイアルを見つけました。昔の金庫メーカーのようです。湊金庫はよくみかけるのですが、これは初めてでした。

 

 

 
群山旧市街、開井、大野、臨陂簡易駅をつなげて観光資源として活用するという記事を見かけましたが、今後どうなるのでしょうか。